叔羅川の商品説明

名称の由来
叔羅川 瀬をたずねつつ 我が背子は 鵜川たたさね 情なぐさに
(万葉集に収められた、大伴家持が謳った短歌。 
叔羅川は、現在福井県を流れる日野川と思われます。)


   名酒の会と叔羅川

 名酒の会は、平成元年に越前市(旧武生市)の酒好き仲間十数名にて立ち上げた日本酒愛好会。全国各地の地酒を取り寄せてのきき酒会や、県内の酒蔵見学会など開催し、日本酒についての見識を深めるなか、平成7年に「自分たちの日本酒」をという思いから、会員でもあり福井県認定農業士伊藤弘文氏のもと酒米作りから取り組み、福井市の銘醸雲乃井酒造の協力を得て、純米吟醸酒に醸造しています。
 11年目となる平成17年度は、福井を代表する酒米「五百万石」と、名酒の会が北陸で初めて栽培に成功した「山田錦」を約20反、今立郡池田町の田んぼにて無農薬栽培しました。
 越前ガニ、甘エビ、おろしそばなど越前の食に合う濃醇な味わいを追求し、市販酒にはない個性的な酒を目指しています。
 会員頒布を中心に、原酒を熟成段階に応じて、1月〜うすにごり、しぼりたて生原酒、4月〜初呑切り原酒、6月〜氷温熟成生原酒、9月〜冷や卸し原酒、12月〜1年熟成原酒として旬の味わいを毎月瓶詰し発売しています。

会員の手による田植え


酒米生産者の伊藤さん




商品の概要と蔵元

名  称  叔羅川(しくらがわ)
種  別  五百万石〈純米吟醸酒〉
      山田錦 〈純米吟醸酒〉
醸 造 蔵   吉田金右ェ門商店
      (福井市佐野町)
杜  氏  佐々木俊明(南部)
原 料 米   五百万石、山田錦
      (無農薬米)
精米歩合  60%
栽 培 者   伊藤弘文<県認定農業士>
      (福井県今立郡池田町)
仕込み水  地下水(硬水)
発 売 元  リカーマーケットさかえや
      (福井県越前市)
企画管理  村上栄樹
      <日本ソムリエ協会公認
       シニアワインアドバイ
       ザー ・ きき酒師>


叔羅川の醸造蔵元、雲乃井酒造


コンピューター精米による自家精米
(他の米と混ざることはありません)



酒 米 と 酒 質

・五百万石〈純米吟醸酒〉
五百万石は、福井県特産の酒米として全国の酒蔵で使用される酒造好適米で
特に純米酒、純米吟醸酒で芳醇でやわらかな味わいの特性を発揮します。
叔羅川五百万石純米吟醸は、この特性を生かし、やわらかな口あたりながら
どっしりと力強く、おろしそば、へしこ、越前ガニなどにとてもよく合います。

・山田錦〈純米吟醸酒〉

山田錦は、兵庫県丹波地方特産の酒米、晩稲で背丈が高く雪国での栽培は
とても困難ですが、酒造りには最も適しているといわれ、特に高精白に適し
大吟醸、純米吟醸で華やかな香り、爽やかなキレ味をみせます。
わたしども名酒の会が福井の地にて最初に栽培に成功しました。
叔羅川山田錦純米吟醸は、この特性を生かし、やや濃醇ながら爽やかなキレと
喉ごしは、食前酒に、おろしそば、甘えび、刺身などにとてもよく合います。

瓶 詰 と 発 売 時 期

【しぼりたて・うすにごり/1月〜】
しぼりたてを生で原酒のまま瓶詰します。荒々しくフレッシュな味わい。
完全に生ですので冷暗所に保管してください。
冷蔵庫のチルドルームで半年、1年と熟成させるのも楽しみのひとつです。
オリ引きの上澄みがしぼりたて、オリを残したものがうすにごりです。

【初呑み切り/4月〜】
呑み切りとはタンクの「呑み口を切る」という意味で、酒の熟成具合を
初めてきき酒をするという酒蔵用語に由来します。
しぼりたてを発売後、火入れし、タンクで熟成中の酒を、
原酒のまま生詰めで瓶詰めします。しぼたてのころの荒々しさが薄れ
味わいが調和されてくる頃です。

【氷温熟成生酒/6月〜】
しぼりたてを発売後、火入れ酒とは別に生のまま取り置き、斗瓶で冷蔵熟成した
原酒を、生のまま瓶詰めした生酒です。要冷蔵です。
冬場のしぼりたてとはまた違った熟成感をお楽しみください。

【冷や卸し/9月〜】
日本酒は本来厳寒に仕込み、火入れの後、涼しい酒蔵でひと夏を越し熟成し
秋になるとまろやかでキレが良くなります。
このことを蔵人は秋上がりとか、秋晴れと言います。
このときに原酒のまま生詰めしたものが冷や卸しと呼ばれ
昔から、涼しくなる秋口に出荷され、酒通が心待ちにするお酒です。
しぼりたての頃、初呑み切りの頃の味わいと比べてみてください。

【一年熟成原酒/スポット商品】
生原酒、火入れ原酒を斗瓶で冷蔵熟成し、随時原酒で瓶詰めします。
歳月とともに熟成されたまろやかなコク、穏やかな香り
枯れていく日本酒の粋を味わってください。